死亡記事を毎日読む試み、3日目。
「英文学において最も印象的でロマンティック」な作家、ジョセフ・コンラッド。
映画『地獄の黙示録』の元ネタとなった『闇の奥』を書いた小説家。
個人的に印象に残った部分と感想をいくつか。
コンラッドがウクライナ生まれなのは初めて知った。
昔から好奇心旺盛な子だったエピソードも良い。
九歳、またはその前後にある日、彼はアフリカ地図の「コンゴ」と記された箇所をたたき、「僕はここへ行く」と大声で言った。
実際に石炭輸送船で船乗りの仕事をしていたのもなるほどなと。
”あまりに内気だった”のもへぇ、って感じ。
『闇の奥』や『ロード・ジム』の話を期待して読んだけれど、
一語も言及されてなかったのが意外。
『地獄の黙示録』とあわせて、盛り上がっているの日本だけなの?
(そんなことないはずだけど・・・)
短篇小説の「放浪者」も読んだことがないので読んでみたいなと。