一カ月間、毎日詩を読むチャレンジ3日目。
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今日は、京都にゆかりのある韓国の尹東柱という詩人の詩集から一編。
「序詩」
死ぬ日まで天を仰ぎ
一点の恥じ入ることもないことを、
葉あいにおきる風にさえ
私は思い煩った。
星を歌う心で
すべての絶え入るものをいとおしまねば そして私に与えられた道を
歩いていかねば。
今夜も星が風にかすれて泣いている。
(一九四一・一一・二〇)
『尹東柱詩集 空と風と星と詩』 P9 より
短いので詩をそのまま引用してみた。
あまりに有名な冒頭の序詩。
京都の今出川通りを歩きながらこんな詩を書いたのかな、と思いつつも、
27歳で獄死したことを考えると、なんとも言葉にできない感情がわいてくる。
今夜も星が風にかすれて泣いている。